OTHER2023.6.28

お知らせ【ベイエリアを離れロサンゼルスに引っ越します】

皆さん、いつも応援ありがとうございます！！

私たち家族は昨年の9月半ばに北海道からアメリカへ移住してきました。

最初の2週間はロサンゼルスやラスベガスで家探しをしましたが、その期間ではドラムやバンド演奏ができてかつ治安の良い予算内の賃貸物件はなかなか見つかりませんでした（本当にアメリカの家賃は高いです）。

そんな中友人から声をかけてもらい、渡米前は考えてもいなかったベイエリアのオークランドに滞在することになりました。

ホームステイをさせていただいた約8ヶ月間、友人には本当にお世話になりました。本当に感謝しています。

移住当初はアメリカでの生活の基盤を整えるため、両親はソーシャルセキュリティーナンバー、銀行口座、クレジットカード、携帯電話、車の購入、車の免許、保険関係、学校のことなどさまざまな手続きに追われる日々が何ヶ月も続きました。どこかに所属したりしているわけではなく、なんの後ろ盾もない、英語もあまり話せない私たちにとってはそのすべてのハードルが高く、何一つとして一筋縄でいきませんでした。両親が毎日のように挫けそうになりながらもなんとか頑張ってこれたのは、ベイエリアで出会ったたくさんの方々のご協力のおかげです。本当に皆さんありがとうございます。

音楽に関しても地道な活動を続けているうちに少しずつアメリカでのライブやイベント、TVなどの出演依頼をもらえるようになりました。ベイエリアに滞在していたからこそ出会えた素晴らしいアーティストやミュージシャンと共演させていただいたことは良い思い出です。音楽には人種も年齢も性別も関係ないと改めて思いました。

また、私はOakland School For The Artsという中高一貫の公立のアート学校に通いました。音楽を専攻して、中学ではベースを学び、ドラムは高校に飛び級のような形で学ばせていただき、多くのパフォーマンスの機会もいただきました。生徒・保護者、先生、学校関係者に恵まれ、色々なことを経験できました。

ご縁がご縁を繋ぎ、音楽が紡いでいく奇跡で、信じられないくらい沢山の方々と出会うことができました。

北海道から、少しの楽器と衣類だけを持って思い切ってアメリカに引っ越してきて本当によかったです。

そしてもちろんベイエリアの方だけではなく、私を応援してくださっている世界中の皆様、日本の友人たち、支援してくださっている方々や企業の皆様のおかげでこの挑戦を続けることができています。

本当にいつもありがとうございます！

私はすっかりベイエリア、中でもオークランドのことが大好きになりました。

でも、やっぱりもっともっと音楽で挑戦して色々な経験をしてみたいと思い、音楽がより盛んなロサンゼルスで活動することを意識するようになり準備を進めてきました。

そして今週末、いよいよロサンゼルスに引っ越しをします。

実はロサンゼルスでの家が完全に決まっているわけではなく、友人が所有する空き家にひとまず住まわせていただきながら、家探しを継続するつもりです。

相変わらず綱渡りな状況ですが、どんな状況でも音楽が道を開いていくと信じています。

私の夢である「自分の音楽で世界中の人たちの心を救っていきたい」という願いを叶えていきたいですし、自分の才能をどこまでも伸ばしていくために全力を尽くしていきたいです。

（まずは自分のオリジナルアルバムも完成させたい！）

そして、この私の挑戦を通して日本の才能を持つ若い人たちのための新しい道を切り開き、世界に一歩踏み出す誰かの勇気になればと願っています。